社交的で穏やか！愛らしい顔つきも人気のフレンチ・ブルドッグの魅力と、飼うときのポイントをご紹介 2025/06/09 更新

フレンチ・ブルドッグってどんな犬？特徴や性格は？

フレンチ・ブルドッグのルーツはイギリス生まれのブルドッグです。当初は牛と戦わせるための犬でしたが、「動物虐待法」が施行されたことで、戦闘犬としての役割を終え、攻撃性がなく穏やかな性格のブルドッグへと改良されていきます。フランスに渡ってからはパグやテリアなどと異種交配が繰り返され、フレンチ・ブルドッグが誕生。その風貌がフランスの上流階級や芸術家たちに好まれ、人気が広まっていきました。その後、旅行中のアメリカ人によりアメリカに連れていかれ、アメリカでも改良が進んでいきます。
大きめで丸顔、耳はピンと立っている《アメリカンタイプ》と、やや細身で筋肉質、小顔で頬が垂れぎみの《ヨーロピアンタイプ》の2種あるのはそのためです。 日本に入ってきたのは大正時代といわれ、昭和初期から飼育数が増え現在も人気上位に入る犬種です。

フレンチ・ブルドッグの基本情報

サイズ

体高: 牡27～35cm、牝24～32cm
体重：牡9～14kg、牝8～13kg

見た目

全体的に筋肉質で骨格のしっかりした体つきで、尾は生まれつき短いのが特徴。マズルは短く、額には深いシワがあります。瞳はクリクリと大きく、鼻はぺしゃんとしています。

被毛の特徴

被毛は短くてスムースですが、ダブルコートなので抜け毛は多い方です。
毛色は大きく分けて、ブリンドル、パイド、クリーム、フォーン、の4つです。

ブリンドル	パイド	クリーム	フォーン
黒ベースに褐色やホワイトの差し毛が入る	白をベースに黒や茶が部分的に入る	クリーム色の単色、ベージュに近いものも	茶系がベースで、濃淡はさまざま

性格

おおらかで忍耐強く、滅多なことでは怒りません。表情が豊かで喜怒哀楽がわかりやすいのも特徴です。牡と牝で多少性格の違いがあり、牡の方が甘えん坊で成犬になってもやんちゃな面が見られます。牝は比較的マイペースで穏やかな子が多いです。毛色による違いは特にありません。

かかりやすい病気

フレンチ・ブルドッグは体の構造から、「短頭種気道症候群」という呼吸器系のトラブルが起こりやすいので注意が必要です。うまく食べ物が飲み込めない、よだれが多く出る、嘔吐するなど、異常を感じたら動物病院に相談しましょう。またいびきをかくことの多い犬種ですが、あまりに音が大きかったり、途中で息が止まったりすることがあれば要注意です。

フレンチ・ブルドッグって飼いやすいの？しつけとケアのポイントは？

温厚で社交的なので初心者でもしつけやすいといわれる反面、頑固でマイペースな面もあるためしつけにはやや苦労することもあります。根気よく一貫性をもってしつけていきましょう。かまってほしさのあまりじゃれついたり、ジャンプして人とぶつかったりすることもあるので、おもちゃやドッグランなどで一緒に遊ぶ時間を作りましょう。

それぞれの特徴や選び方を見ていきましょう。

しつけのポイント

フレンチ・ブルドッグは恐怖心をもちにくいといわれますが、子犬のうちからいろいろな物事にふれさせることが大切です。鼻が短いため、他の犬と交流するときに距離が近くなりすぎる傾向があります。興奮が高まって喧嘩になることもありますので、お互いの様子を見て、ゆっくりと近づけるまたは遠ざけるようにしましょう。
また、のんびり、おっとりしていて、家でぼーっとしていることが好きです。家の中でゴロゴロしてばかりいると太り過ぎてしまうので、適度に運動させることも大事。肥満は呼吸器系や皮膚病のリスクを高めますので注意が必要です。

ケアのポイント

毛は短いものの抜け毛は多めです。ブラッシングはこまめに行いましょう。血行も促進され皮膚の状態も良好に保てます。抜け毛が舞い散るのが気になる場合は、洋服を着せるのもよいでしょう。
顔のシワには汚れが溜まりやすいので、毎日拭いてあげましょう。放っておくと皮膚炎や痒みの原因になります。口のまわりだけでなくデンタルケアも忘れずに。口が大きく開くので歯磨きはしやすいです。子犬の頃から習慣づけておくと嫌がりにくくなります。

フレンチ・ブルドッグを飼うときに用意したいもの、あると便利なものは？

フレンチ・ブルドッグのような短頭種の犬は、鼻が短いため呼吸で体温調節をすることが苦手です。犬の中でも最も暑さに弱いといえるでしょう。室内でもエアコンを適切に使う、風通しをよくするなど、温度管理（暑さ対策）をしっかりしましょう。
暑さが苦手なワンちゃんにはクールベッドなどで快適な睡眠環境をつくってあげましょう。

また、食欲旺盛でよく食べますが、食べ方は上手ではありません。むせたり食べこぼしたりしないように食器の形や位置を調整しましょう。浅めで反り返しがある、口から10cmくらいの高さにあるお皿が食べやすいです。動かないように固定されているとさらによいです。成長に合わせて食事台を使うのもよいですね。

他にも以下のものを揃えておきましょう。

サークル・ケージなど
寝床として安心できるスペースがあれば、落ち着いて休むことができます。旅行やお出かけに連れていきたい場合はクレート（ペット用キャリー）も用意しましょう。

ウェットティッシュ・ラバーブラシ・歯ブラシ・シャンプーなどケア用品

顔の汚れを拭いたり、ブラッシングしたり。こまめにケアして皮膚炎や歯周病を防ぎましょう。

フード、おやつ、食器、給水ボトル

適正体重をキープするために与えすぎには注意しましょう。年齢や体重に合わせた栄養バランスのよいものを選びましょう。

・首輪、リードなどお散歩用品
・冷感グッズ・ウェアなど

活発で遊ぶことが大好きだけれど、長時間の運動はＮＧ

呼吸による体温調節が苦手なフレンチ・ブルドッグは、長時間の激しい運動により呼吸困難になることもあります。遊びに夢中になり過ぎて興奮し、息が苦しくなってしまうことも。噛む力や弾く力が強いので狩猟本能を満たす遊びや、散歩を中心にするとよいでしょう。

散歩で注意したいこと

肥満やストレス解消のためにも、散歩は毎日行いたいものです。しかし、呼吸で暑さを調整することが苦手なため、涼しい場所や時間帯を選んで連れていきましょう。温度だけでなく湿度にも気をつけて。湿度が高いと水分が蒸発しづらく、熱が逃げにくくなります。水分補給を十分にして、冷感グッズも活用し熱中症にならないように気をつけましょう。

犬の夏バテ・熱中症のサインとは？愛犬と夏の暑さを乗り切るアイデア

うちの子は大丈夫？熱中症かどうか気になる人はこちらを参考に

大好きなボール遊びが思いっきり楽しめる

ぴょんぴょん跳ねる素材で、小型犬でも負担なくくわえられるサイズのテニスボール型おもちゃ。ピーピーなる音で楽しさもぐんとアップ。

引っ張ったり噛んだりして楽しめる

天然コットン素材のロープ付きコアラデザインのおもちゃ。丈夫で歯に優しく、歯茎をマッサージして歯をきれいにします。

お散歩の必須アイテム！携帯できるコンパクトサイズ

リードやバッグなどに簡単に取り付けて使用できる折りたたみ式のボウル。お出かけ中でもごはんや水を与えられます。

おしゃれも暑さ対策も！Caluluのウェア＆クールアイテム

暑さが苦手なフレンチ・ブルドッグは、足が短くて地面の熱をお腹で受けやすいので、洋服で暑さ対策を！抜け毛の飛散防止にもおすすめです。

通気性のよいメッシュ素材、ヴィンテージ感あふれるデザイン

ミリタリーウェアのAVIREXで80～90年代に使われていたイーグル型のラベルをアレンジ。お散歩やアウトドア、ドッグランでひときわ映えます。

フロッキープリントの立体感のあるロゴが高級感を演出

アナポリスの米海軍士官学校がモチーフのプリントロゴは、ベルベットのような質感と相まって特別なおしゃれ感を漂わせています。

カレッジ風デザインが目を引く背番号入りのTシャツ

X-girlらしいスポーティーで洗練されたデザインが、愛犬のスタイルの個性をプラスしてくれます。背中の「94」の数字は、X-girlの創業年を表現しています。

背中に輝くロゴデザイン、存在感抜群のフーディー

X鮮やかなバイカラーが目を引く１着。柔らかなコットン素材、お腹にはメッシュを使用。クール加工・虫よけ加工付きでお散歩を快適にしてくれます。

UVカット加工付き！夏のお散歩やお出かけにぴったり

帽子の両側から耳をだしてかぶせるだけ。内側のベルトやコードで調整できます。帽子と同デザインのウェアでお揃いコーデもできます。

保冷剤が首まわりを冷やして、熱中症予防！

夏のお出かけやお散歩に最適な接触冷感生地を使用。付属の保冷剤は固まらないジェルタイプで優しいつけ心地。首を通してサイズ調節ができます。

サイズ選びに悩んだらCaluluのサイトをチェック

FB-S適用アイテム（8.5～11kg/フレンチブルドッグ） FB-M適用アイテム（11～14kg/フレンチブルドッグ）

中型犬のアイテムも充実。サイズ表の「FB-S／FB-M」のアイコンをタップしてみてくださいね。
社交的で愛嬌いっぱいのフレンチ・ブルドッグ。見る人を楽しませてくれる愛らしい仕草や表情は、他の犬種にはない魅力です。可愛いファッションアイテムもたくさんありますので、暑さ対策をしながらおしゃれも目一杯楽しんでくださいね。